0026.パーカーの話

 チャーリー・パーカーをはじめて意識したのは、ドラマの主題歌になった僕たちの失敗という、おそろしくネガティブな歌の歌詞だった。
 とうぜんパーカーのレコードは、僕たちの失敗なみのネガティブな音楽だと思いこんでいた。
 数年後、ジャズを聴きはじめて、ひと夏のあいだジャズを聴きつづけていたとき、パーカーをはじめて聴いて、そのオリンピックのような身体性におどろいて、早死にしたのも無理はないとおもった。

 

0025.髪を切る話 0027.天満橋